2006.03.24 Friday
淡路島・先山の団子ころばし
先山は「淡路富士」といわれ標高448m、山頂に千光寺があり霊山として信仰されています。
亡き人の五七忌(35日)に縁故者がお参りして、精霊たちの行く手を邪魔する悪霊たちに「団子」(現在は、おにぎり)を山頂から谷底へ、古来魔よけの作法とされている、背を向けたままの姿勢で肩越しに投げころばして、精霊の手助けをします。
六角堂で「エンマ大王」・「地蔵菩薩」におにぎりをお供えし、僧侶に読経していただきます。
人は亡くなって35日目に「エンマ大王」のお裁きを受け、他方「地蔵菩薩」は苦しんでいる人々を救ってくださるといわれています。
「地蔵菩薩」と、その化身とみられている「エンマ大王」のご縁日に、縁故者が山中林間にさまよえる無縁の霊たちに食べ物(団子)を奉仕することにより、その善行を亡き人に振り向け(回向)、減罪を願います。
エンマさま・お地蔵さま、無縁さまに「おにぎり」を心を込めて作り、お参りして来ました・・・94歳で逝った義母が極楽へ行けますようにと願いつつ・・・。
このお寺には重要文化財の梵鐘や運慶作といわれる仁王像があります。
また、お寺としては珍しく、狛犬ならぬ狛イノシシが立っていて、ご本尊千手観音像にまつわる「猟師忠太と大猪イザサオウの伝説」があります。
(先山千光寺の資料参考)
亡き人の五七忌(35日)に縁故者がお参りして、精霊たちの行く手を邪魔する悪霊たちに「団子」(現在は、おにぎり)を山頂から谷底へ、古来魔よけの作法とされている、背を向けたままの姿勢で肩越しに投げころばして、精霊の手助けをします。
六角堂で「エンマ大王」・「地蔵菩薩」におにぎりをお供えし、僧侶に読経していただきます。
人は亡くなって35日目に「エンマ大王」のお裁きを受け、他方「地蔵菩薩」は苦しんでいる人々を救ってくださるといわれています。
「地蔵菩薩」と、その化身とみられている「エンマ大王」のご縁日に、縁故者が山中林間にさまよえる無縁の霊たちに食べ物(団子)を奉仕することにより、その善行を亡き人に振り向け(回向)、減罪を願います。
エンマさま・お地蔵さま、無縁さまに「おにぎり」を心を込めて作り、お参りして来ました・・・94歳で逝った義母が極楽へ行けますようにと願いつつ・・・。
このお寺には重要文化財の梵鐘や運慶作といわれる仁王像があります。
また、お寺としては珍しく、狛犬ならぬ狛イノシシが立っていて、ご本尊千手観音像にまつわる「猟師忠太と大猪イザサオウの伝説」があります。
(先山千光寺の資料参考)