竹取物語

バリバリという音がする、猫”もも”が爪を研いでいる。
キリムのマットで。　イヤ〜！ と止めさせた。
何回か爪研ぎをされているが、丈夫なので大丈夫。

２０年程前、デパートのキリム展で初めて目にしたキリムの数々。
小さいのしか買わなかったが、その素晴らしさにすっかり魅了され、いつか、もう少し大きいのを買いたいと思い続けている織物なのです。



キリムについて調べました。（続く）

キリムとは？

西アジア遊牧民の生活の必需品として生まれた織物です。
祖母から母へ、母から娘へと代々、織り継がれ、今に伝えられています。

｛キリムの素材｝
羊、山羊、馬、ラクダの毛など。

｛キリムの文様｝
自然、動物をモチーフに、イスラム美術の伝統に従い直線的で幾何学的にデザインされている。　
織り手の女性の感情、信仰、祈りを表現したのもあります。

｛キリムの染色｝
草木染めが基本ですが、化学染料が生まれてからは普及し使われている。

｛キリムの織り方｝
糸を紡ぎ、染料で染め、縦糸を上下に張り、横糸を左右に往復させて織り上げる平織りで薄手です。

｛キリムの産地｝
トルコ・コンヤは高品質のキリム産地として有名。

今、キリム市場は商業生産のニューキリムと４０年〜１００年前くらいのオールドキリムと呼ばれるものに大きく分けられています。