京都仁和寺の境内にある200余本の桜は、御室桜、厚物桜、おたふく桜、と呼ばれ、遅咲きの桜として有名で、名勝に指定されている。
低木で根元から枝分かれして、低い位置から厚い花弁の花をつける。
<わたしゃおたふく おむろのさくら はなが低くてひとがよく>とも謡われて、文芸の世界にもしばしば登場する。(平凡社大百科事典)
茶店の床几(しょうぎ)に腰掛けてお茶を頂きながら、ちょうど目の高さで鑑賞できる。
今日(14日)、御室桜は満開であったが、未だ蕾の木もあり、今しばらくは楽しめるのでは・・・
今年最終の花見に遅咲きの桜をとの思いが叶って良かった。。。