2005.12.29 Thursday
続・十二支に猫は・・・?
十二支のうちネズミが一番になって、猫が入っていないわけは・・・
神様が動物たちに「一年の初めの日に集まるように。 一番初めに来た者から十二番目までの者に名誉の職を与えよう」とおふれを出しました。
ネズミは一番の職は、王様の職かもしれないと思い、どうすれば大きく強い動物や、早く走る者たちに勝てるかと考えました。
猫は名誉の職は、何もしないで眠っていればよいという仕事かもしれないと思い、うっとりとして寝てしまい、集る日を忘れてしまいました。
「集る日はいつでしたか?」とネズミに聞きに行きました。
ネズミは「一年の初めの次の日です」とうそをつきました。
それを聞いた猫はまた眠り始めるのでした。
ネズミはその日が来ると、イノシシの背中に乗りましたが、走りに走るだけで何処に連れて行かれるか分かりません。
そこで通りかかった犬にしがみつきます。 すると所々でオシッコをするではありませんか。
乗りにくいので、鶏、サル、ヒツジ、馬・・・・・と次々乗り換えて、最後は牛の背中に揺られて行きました。
こうして神様の門前にやってきた牛がお辞儀をした途端、ネズミは門の中へ転げ落ち、一番乗りを果たします。
牛、トラ、兎、竜、ヘビ、馬、ヒツジ、サル、鶏、犬、イノシシの順に集って来ました。
神様は「おまえ達十二の者どもは、これから一年ずつ、その年に生まれた人達が幸せになるように守ってやるがよい。 今年はネズミがその当番である」とおっしゃいました。
そうして動物たちはニコニコ笑いながら、それぞれの家に帰りましたが、その時になっても猫はまだ寝ていたということです。
(じゅうにしものがたり 瀬川 康男 作)から
かぐや姫に絵本を読んでもらっていたら、”もも”は眠くなって寝てしまいました。
猫 ”もも”
神様が動物たちに「一年の初めの日に集まるように。 一番初めに来た者から十二番目までの者に名誉の職を与えよう」とおふれを出しました。
ネズミは一番の職は、王様の職かもしれないと思い、どうすれば大きく強い動物や、早く走る者たちに勝てるかと考えました。
猫は名誉の職は、何もしないで眠っていればよいという仕事かもしれないと思い、うっとりとして寝てしまい、集る日を忘れてしまいました。
「集る日はいつでしたか?」とネズミに聞きに行きました。
ネズミは「一年の初めの次の日です」とうそをつきました。
それを聞いた猫はまた眠り始めるのでした。
ネズミはその日が来ると、イノシシの背中に乗りましたが、走りに走るだけで何処に連れて行かれるか分かりません。
そこで通りかかった犬にしがみつきます。 すると所々でオシッコをするではありませんか。
乗りにくいので、鶏、サル、ヒツジ、馬・・・・・と次々乗り換えて、最後は牛の背中に揺られて行きました。
こうして神様の門前にやってきた牛がお辞儀をした途端、ネズミは門の中へ転げ落ち、一番乗りを果たします。
牛、トラ、兎、竜、ヘビ、馬、ヒツジ、サル、鶏、犬、イノシシの順に集って来ました。
神様は「おまえ達十二の者どもは、これから一年ずつ、その年に生まれた人達が幸せになるように守ってやるがよい。 今年はネズミがその当番である」とおっしゃいました。
そうして動物たちはニコニコ笑いながら、それぞれの家に帰りましたが、その時になっても猫はまだ寝ていたということです。
(じゅうにしものがたり 瀬川 康男 作)から
かぐや姫に絵本を読んでもらっていたら、”もも”は眠くなって寝てしまいました。
猫 ”もも”