竹取物語

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2006.06.11 Sunday

鳴子温泉(宮城県)- 温泉編

温泉 鳴子温泉は約1200年前に裏山の鳥屋山が突然爆発、轟音とともに熱湯が噴出したのが始まりで、その大噴火の音で村人が鳴声の湯と呼んだのが「鳴子」となったといわれている。
また、源義経が兄頼朝に追われ奥州平泉に逃れる途中、北の方が亀割峠で亀若丸を出産。なかなか産声をあげず、この地の川原湯につかったとき初めて産声をあげたことから、この土地を「啼子」といい、現在の「鳴子」になったという義経伝説があります。
いずれが正しいのでしょうか???

啼子之碑

温泉 鳴子温泉郷には370本以上の源泉があり、源泉ごとに泉質成分が異なり、日本にある天然温泉の泉質11種の内、9種が鳴子に揃うのです。
「かっけ川渡、かさ鳴子」といわれてきたように、それぞれの湯が多彩な効能を持っていて、疲労回復、筋肉痛、リウマチ、糖尿病、傷などに、また中には「目の湯」「子宝の湯」として親しまれてきたものもあるそうです。

温泉 滝の湯(共同浴場)
鳴子温泉に到着、大雨で鳴子峡の遊歩道は通行止めで、自然観光は諦め、ホテルのチェックインまで時間があるので、近くの共同浴場「滝の湯」に入浴して時間待ちをする。。。
温泉神社の御神湯を使った名湯として1000年の歴史を持つ鳴子で最古の情緒あるお風呂。
硫黄泉であることから、ヒバと石で出来ている湯船は大小2つに仕切られ、木の樋から滝のように湯が流れ落ちている。
熱めと温めの湯に分かれていて、小の湯は白濁している。
泉質は酸性含明ばん・緑ばん・芒硝硫化水素泉で硫黄のような臭気がするが、漂白作用があるので女性の美顔美肌には特効!
入浴料大人150円・子供100円

滝の湯

温泉 早稲田桟敷湯(共同浴場)
戦後間もなく早大生が掘り当てた温泉、平成10年全面改築された黄色の建物・・・貸切り露天風呂あり(別料金) 泉質は含食塩・芒硝泉。
入浴料大人500円・子供300円

行灯

温泉 町のあちこちで湯煙が上がり、ボコボコと熱い源泉が噴出する「噴湯源泉」も鳴子ホテルの前庭で見ることが出来る。
湯量も豊富なのであろう、水路に排水される水からも湯気があがり、温泉場の雰囲気は通りを歩いていても十分味わえる。
「下駄手形」を首にかけ、下駄履きでカラコロと「湯めぐり」を・・・それぞれ泉質や表情の違う温泉を23ヶ所の旅館などで楽しむことが出来ます。
夜になると、鳴子を愛した画家、谷内六郎のイラストが入った行灯がやさしく通りを照らします。。。 
(6月9日)

噴湯源泉  行灯

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