竹取物語

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シニアのかぐや姫が語る、日々の出来事・感じた事など・・・。

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2006.11.05 Sunday

オルセー美術館展(神戸市立博物館)

19世紀 芸術家たちの楽園
1章〜5章で構成され、展示されている140点の中から、女性画家ベルト・モリゾ,その娘ジュリーが描かれた絵と、モリゾの描いた絵の3点が印象に残った。

ダイヤ すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ (1872年 マネ)

モデルのモリゾの顔と眼の輝きを引き立たせるために黒い服を選んでいる、、黒の色は多く使われているがとても美しい。
片側から当てられた逆光ぎみの光が影を生んで肌はより美しく、目元、口元は魅力的。
奇抜な帽子、襟元にちらりと覗く白いブラウス?、襟元の控えめな すみれのブーケがモデルの個性を引き立てている。

ベルト・モリゾはマネの影響を受けた画家で、1874年にマネの弟と結婚、娘ジュリー・マネが生まれる。

ダイヤ ジュリー・マネ(あるいは猫を抱く子ども) (1887年 ルノワール)

微笑をたたえ、丸顔で首をかしげたポーズの少女、膝上の猫の顔は幸せに満ちて・・・
輪郭線を用いて描き、「アングル風の時代」と呼ばれている時期のルノワールの名作。

モリゾの自宅にはドガやルノワールがしばしば招かれ、ジュリーは印象派の画家たちに囲まれた少女時代を送る。
モリゾがルノワールに娘の肖像画を依頼し、描かれたのがこの絵。

ダイヤ ゆりかご (1872年 モリゾ )

1874年、第1回印象派展に出品された、モリゾの姉とその子どもを描いたモリゾの代表作。
わが子を見つめる母の慈愛に満ちた表情を優しく描いている。
黒と白の斬新なタッチは、マネの影響を受けているそう。
(参考資料 ガイドブック)

1900年、パリ万博の開催に合わせて建設された駅、兼ホテルから、1986年に美術館として生まれ変わったオルセー美術館、、この目で見てみたいとも思うが・・・
マネ、モネ、ルノワール、ゴッホなどの名作が、身近な神戸で鑑賞できることは幸せなことです。
展示期間も長いためか、週末の午後、待つ事なく入館出来たが、、館内はかなりの人で、肩越しの鑑賞となる場面もあった。。。               (11月4日)         



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ベルト・モリゾに会いに行く

先日、神戸市立博物館にオルセー美術館展を見に行った。大阪の地下鉄の中吊り広告で、微笑む少女に魅せられて、この絵に会いたくなったから。それは、マネの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」私は、画家の名前も作品名も、ほとんど覚えられない。歴史音痴の私に

| まこにっき | 2006/11/15 6:27 PM |
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